自分の“出来る・出来ない”という枠を外して考え、提案する

2014年は、ISPにとっても、僕にとっても、飛躍の年でした。

 

現在、ISPの収益の9割9分を担っている「聴き合い出張プロジェクト」事業

これは、ISPの杉並での活動を通じて得た“聴き合い”の経験やスキルを活かし、区内外で研修・授業・ファシリテーションの受託を行っているものなのですが、

 

この数が、昨年度は17回のだったところ、現時点で38回。

文字通り2倍以上に増えました。

 

これは、ありがたいことです。

ファシリテーターの力量は、間違いなく場数に比例します。

 

毎月のペースで、世代・立場・国籍をこえて集まる区民交流の場づくりを行っている上に、このような本番の機会をたくさんいただけたことは、僕にとっても、ISPにとって、この上ないラッキーだったと言えるでしょう。

 

しかし、僕はラッキーを信じません。

「上手くいくことには、必ず理由がある」

可能な限り自分を客観視して、自分だけの成功の方程式を見つけることをいつも大切にしています。

 

なので、今回の飛躍についても考えてみました。

「なぜ、こんなにもたくさんの場をいただけたのか?」

 

ずばり、

「自分の“出来る・出来ない”という枠を外して考え、提案する」

これだったのかなぁと。

 

僕は、すでに決まっている仕事の打ち合わせではもちろんのこと、

もしかしたらこの人とお仕事することになるかもしれないなぁという予感がしたとき、自分の「出来る・出来ない」という枠を外してその場に臨みます。

 

どんな物事に向き合うときでもそうなのですが、

この広い世界で僕一人が出来ることなんて、たかが知れています。

そんなちっぽけな存在を基準に物事を考えると、どんどん発想が萎んでいってしまいます。

 

なので、自分基準で物事を考えるのを止めます。

その代わり、相手が求めていることを一生懸命聴いて、引き出して、

ただただ純粋に、相手の要望に対して最善だと思われるプランを提示します。

 

そうすると、そのプランをやってくれという話になったりするんです。

 

なので、結果として僕が研修で実施している事業やワークは、

「過去1度もやったことないこと・やったことない組み合わせ」がほとんどです。

 

怖くないのかと言われたら、めっちゃ怖いです。

いつもお腹ぴーぴーです。

 

でも、依頼主が求めていることがわかって、それをやってくれと言われたからには頑張るしかないでしょう。

 

それに、自分のためではなく、相手のことをとことん考えた上でのアイディアだという自信もある。

 

事前に勉強し、仲間内のミーティングなど、身近な場面で実施してみて試行錯誤し、万が一にも失敗しないように調整して本番に臨みます。

 

実力不足は、意地と大義と努力でカバーです。

 

結果として、1年目にお願いしていただいた事業のほぼ全ては継続していただき、更にそこから新たに紹介などを通じて拡がっているのが現状です。

うん、お腹を痛めて頑張っている甲斐があります。

 

 

言葉にしてみてわかったのですが、

実は、僕は最初っからこういうスタンスだったということに気が付きました。

 

2年前、第一回目となる杉並区ワールドカフェ・サロン“100とも”を開催することが決まったミーティングのときも、

 

「(僕は1回もファシリテーターをやったことはありませんが)この場面においては、ワールドカフェが最も有効です。ワールドカフェとはうんたらかんたら・・・」

 

と、とっても偉そうに語り尽くして、開催にこぎつけました。

 

いやぁ、本当によかった(笑)

だって、まずは舞台に上がらなければ何も始まらないんですから。

 

若者が実力を認めてもらうためには、それを発揮する舞台が必要です。

しかし、そういった舞台に自然と巡り会えたり、誰かが用意してくれるなんてことは、なかなかありません。

 

単純な実力主義だったら分かり易いのですが、慣習・コネ・依頼主の怠惰による依頼先の固定化・身分・年齢・性別・・・などなど、様々な要因が邪魔をして、新たな舞台が生まれにくくなっている現状を、社会人になって特に感じます。

 

だから、とにかくまずは何がなんでも舞台に上がること。

そして、そこで依頼主の想いに応えること。

そうすることで、1つ1つ、自分の力で切り拓くしかないんです。

 

それにつなげる手段の1つとして、

繰り返しになりますが、

自分の「出来る・出来ない」という枠を外して考え、提案する。」

というスタンスが大切なのかなぁというのが、今のところの結論です。

 

これからも挑戦しながら検証してみます。